総合文化政策学部3年生の証詞です。
私は、2021年4月4日のイースターの日に、広島流川教会で受洗させていただきました。
私がキリスト教に 1 番触れた機会は、広島女学院で過ごした中高6年間でした。その中で
も高校で3年間、学校の中心となって宗教委員として活動したことが受洗のきっかけとなりま
した。宗教委員とは、礼拝の準備や司会など礼拝に関する全てのことを担当します。また、
広島女学院にはキリスト教行事の一つであるキリスト教強調週間というものがあります。奉
仕活動などを通し、身をもってイエスの「隣人愛」を学ぶ1週間であり、その際は中心となって
企画、募金活動を行います。宗教委員の活動の中で多くのクリスチャンに出会う中で、その
方々のように、私も自身の思いや考えを発信し、活動する人になりたいと思うようになりまし
た。その人たちの活動の根底には、キリスト教の価値観に基づいた倫理がありました。キリ
スト教の価値観を軸とし、自身の生き方を探求し続けていきたいと考えるようになりました。こ
うして教会に通うようになり、受洗をさせていただきました。
「私たちが愛するのは、神がまず、私たちを愛してくださったからです。」
ヨハネの手紙I 4:19
青山学院大学に入学後も続けてキリスト教活動を行いたいと思い、この ACF に参加するよ
うになりました。ACF では神様の愛や御言葉を与える活動をしたいと思っていましたが、誰か
に与える以上に先輩や同期、神様から受けた愛や恵みの方が常に大きいです。そんな神様
と私たちの交わりの場である ACF は、活動を重ねるごとに大好きな場となり、安心できる居
場所となりました。 そんな ACF の素晴らしさや好きなところをもっと多くの人に伝えたい、
ACF メンバーからもらった愛を沢山の人に与えたいという思いで、私は奉仕をしています。
そして、今年度は学祭の総括という大きな奉仕を担っています。上記の聖句は、学祭の教
室企画のテーマ聖句です。神様の働きによって生まれる ACF の和やかな雰囲気を通して、
来てくれた人の記憶の中に、神様の愛や温かさを植えられるような学祭にしたいという思い
からこの聖句が与えられました。その愛の種が蒔かれる神様の庭が、テーマである「Garden」
です。
この教室企画や ACF メンバーを通して、神様の愛や温かさを感じることができましたか?
少しでも感じた方がいれば、その愛を他の誰かに共有してみてください。
教室企画に訪れた多くの人の記憶の中に、この愛の種が蒔かれ、芽生える日が来たらい
いなと願っています。
(2024年度コイノニア証詞号より)